Xmasの雰囲気も名残惜しいですが、みなさん、年末の大掃除は終わりましたか?
お正月は五穀豊穣や家内安全をもたらす年神様を迎え入れる行事です。
各家庭に年神様が幸運とともに降りてくるよう願い、掃除をして家の中を清めたり、目印として正月飾りをしたり、お祝いをする準備をします。
汚れを隅々まで取り払うと、年神様がたくさんのご利益をもってきてくれるといわれています。
お正月飾り
【門松】 門に飾る。年神様は門松を目印にやってきます。
【しめ飾り】 玄関に飾る。神様の居場所をしめします。
【鏡餅】 床の間、または高いところに飾る。神様へのお供えであり、拠り所です。
飾る日は、29日だと「二重苦」「苦立て」「苦松(=苦が待つ)」に通じ、31日は「一夜飾り」で縁起が悪いことや、年神様をお迎えするのに一夜限りでは失礼なことから、26日〜28日または30日に飾るといいですね。
元旦に初日の出を見に行く人は多いと思いますが、初日の出は年神様と同じで、昔は大晦日の夜は寝ないで初日の出を待ったそうです。
これを「年籠り(としごもり)」といって、うっかり寝てしまうとシワが増えたり白髪が増えると言われていてどうしても眠いときは、寝ると言わずに「稲積む(いねつむ)」と言うと、寝ている間にも五穀豊穣を願って働いていることになるそうです。